曲げの基本

4.曲げダイ R


  一般的に曲げダイRの大きさは加工板厚の3倍程度で行われている。


 ダイ R (小さい)
曲げダイ R


急激に曲がるため直角度が不安定になる。


製品の曲げ側面に凹み状の横筋(ショックライン)が入る。


曲げダイが焼き付き易く、製品の曲げ側面に引っ掻き状の縦筋が入る。


 ダイ R (大きい)
曲げダイ R


ダイRが過大で、曲げ高さが低いと材料が板厚方向に逃げ易く曲がり難くなる。


曲げ高さ

曲げ高さが板厚の約3倍以下の場合は、ダイRの大きさを、やや小さめにする。