2.曲げ展開寸法の計算方法
曲げ展開寸法は基本的に中立軸の長さを求めることにより得られる。
曲げ部中立軸は板厚、曲げ角度、曲げ内Rにもよるが、
およそ板厚の20〜45%程度の位置となり実際は経験値を採用する。
曲げ展開寸法は下記の計算式により概算で求めることができる。
L = A+B+(R+T×λ)×2π×θ/360
曲げ形式
R/T
λ
V曲げ
0.5以下
0.2
0.5〜1.5
0.3
1.5〜3.0
0.33
3〜5
0.4
5以上
0.5
U曲げ
0.5以下
0.25〜0.3
0.5〜1.5
0.33
1.5〜5.0
0.4
5以上
0.5
λ
=
中立軸移動率 (%) ※ 経験値を採用
L
=
展開寸法
A
=
曲げ応力のない部分の長さ
B
R
=
曲げ内側 R (半径)
θ
=
曲げ角度
T
=
板厚
左表に、曲げRから中立軸までの距離の割合を示し、曲げRが板厚の5倍以上になると中立軸は板厚の中央付近となる。
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