クリアランスは加工素材の材質及び板厚により設定値は異なる。
片側クリアランス = % X 加工材板厚
一般的なクリアランス  【※ %は実際の試験値 (経験値) から求めること。】
  
    
      | 加工材質 | 
      % | 
    
    
      | SPC系 | 
      5 〜 10 | 
    
    
      | SPH系 |                 
      11 〜 18 | 
    
    
      | ステンレス系 | 
      7 〜 11 | 
    
    
      | 真鍮 |                 
      4 〜 9 | 
    
    
      | 銅 | 
      3 〜 9 | 
    
    
      | リンセイ銅 |                 
      5 〜 10 | 
    
    
      | アルミ系 | 
      4 〜 8 | 
    
  
   ※ 抜きバリ高さ
     一般的にバリは必ず発生し、そのバリの高さは加工素材の材質及び板厚に関係する。
     バリ高さ = 板厚の 5〜14 %程度
     バリの高さはクリアランス値及び金型構造により異なる。
     パンチ、ダイの刃先が摩耗するとバリは高くなる。 (ハサミで紙を切るのと同じでエッジ状が理想)